熊本市内でも情緒あふれる「上乃裏(かみのうら)」エリア。
ここに2022年にできたばかりの、
夜までスイーツとお酒が楽しめる新スポットがあります。
おいしい匂いに誘われてお店を訪れると、
シンプルな装飾でまとめられた落ち着いた店内。
宝石のように飾られたスイーツたち。
ちょっと熊本らしくない、けれども
「熊本愛」に満ちた『Neu』さんを取材しました。
“日常に新しい何かを”
食材でつながる
「人」と「思い」。
“おいしい熊本”を堪能した夜。まだ何か足りないなーと思ったらぜひ寄っていただきたいお店が「Neu(ノイ)」です。昼はカフェ、夜はBarとして営業しています。お店の落ちついた雰囲気は飲み足りない、話し足りないときにおすすめ。まるで宝石のように飾られたスイーツとお酒で盛りあがれます。まずオススメしたいのが2種類のパフェ。Barタイム限定の「みかんパフェ」は天草のみかんを使用し、ゼリー、ムース、シャーベットなど何層にもわたって楽しめるスイーツです。Neuの特徴的なもう一品は「季節限定の野菜パフェ」。「熊本の野菜って甘みが独特でほんとうにおいしんです」とオーナーの岡村清香さんが話すように、熊本産のさつまいもやカブでつくられたパフェは甘さひかえめで、野菜の風味を楽しめるヘルシーで豪勢なスイーツになっています。夜な夜なひとりで楽しむ男性客もいらっしゃるとか。「お店のイベントやパフェを考えるときは熊本の食材ありきで考えています。1月はおいもフェアを考えていて、熊本のおいもは1月が熟成していてほんとうにおいしいんです」と語る岡村さん。そういった熊本食材への知識がこだわりにつながっています。
ドリンクもこだわりの熊本産。各種サワーはとにかく香り高く、熊本の大地が育んだ野菜やフルーツの甘さが存分に感じられます。岡村さんおすすめの「エスプレッソマティーニ」は、熊本の米焼酎をオリジナルブレンドコーヒーで割った芳醇な一品で、思わずほぉーとため息の出るおいしさ。Neuのお菓子にぴったりなので、好きな組み合わせで食べていただくのが吉です。
なぜ熊本にこだわるのか、オーナーの岡村さんにたずねると「“つなぐ”のが楽しかったから」と笑顔で答えてくれました。上京していくつもの職を経験された岡村さん。PRという職務があることに驚きました。「地元にはイイモノがたくさんあるけど、それらを伝えるPRのお仕事なんてありませんので全然届いてなかったんです。“つなぐ”のが昔から好きだった私の性に合っているのでは? と始めました」
その言葉通り、Neuは「Living with Something New(日常に新しい何かを)」がテーマ。地元産の食材を使ったり、近隣のお店から料理を仕入れたり、他業種とコラボしたりと、Neuを訪れると自然と地元と“つながれる”。発見と出合い、何よりおいしいスイーツとお酒を求めて「Neu」を訪れてみてはいかがでしょう?
人気のお菓子4種。レモンケーキ、パウンドケーキ、カヌレ、フィナンシェ。ガラスケースに並べられたスイーツはお持ち帰りもできる。まるで宝石のよう。
食事を楽しんだあとでも、
ペロッと食べられちゃう!
しあわせの甘味時間。
Canelé and whipped coffee
カヌレとホイップコーヒー
Sour
熊本食材でつくる絶品サワー
Winter vegetable parfait
冬季限定の冬野菜パフェ
イチオシ!
フィナンシェ